「何もしていないのにふうっとする」

「急に意識がなくなる。つまり失神する」タイプは最も危険です。この場合は、一時的に心臓が止まっているか、または極端な頻脈が起こっている可能性があります。失神症状が出た場合は、できるだけ早く病院を受診して、その原因を調べてもらい、治療を始める必要があります。

 

「脈拍数が1分間40以下で

体を動かす時に、強い息切れを感じる」ケース、この時は脈が遅くなりすぎて、心不全を起こしている可能性があります。この場合、ペースメーカー治療が必要になることがあります。

突然、始まる動悸です

この場合、頻脈が起こっていると考えてよく、「脈拍数が1分間に120以上で、突然始まり、突然止まる」、または「まったく不規則に打つ」ものは、病的な頻脈(頻拍)と考えられます。

多くは脈拍数が150から200前後になりますので血圧が下がり、脈が触れにくくなり、同時に息苦しくなって冷や汗が出ます。

とくに、この「頻拍」が心室から出ている場合は要注意です。というのは、血液は心室から直接、全身へ送り出されますから、ここで不整脈が続くのは、血液が全身に回らなくなることを意味します。

なかでも心筋梗塞などの心臓の病気のある人に心室頻拍という不整脈が出てきた場合は、より怖い心室細動という不整脈に移行することがあるため要注意です。

1分間に150以上の頻脈が続く場合は、不整脈をまず停止させて、その後、頻脈を予防する薬剤を服用する必要があります。

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怖いとは・・・

一方

「心房細動」は年齢に関係無く誰にでも起こりえる不整脈で、心房の中で電気が空回りして、脈が速くなる状態が起こります。この場合は脈がまったくバラバラに、しかも速く打つようになります。大量に飲酒した翌朝に、脈が乱れて速くなっていたりする時は、この「心房細動」である時が多く、また、甲状腺機能が亢進する時にも「心房細動」になる場合があります。

しかし、最も多いのはやはり高齢となる事で起こり易くなる場合で、年をとると、10人に1人くらいの割が「心房細動」で苦しんでいると言われています。

心房細動では

不整脈のために死ぬようなことはまずありませんが、心房細動の状態が続くと、一部の人では心房の中に血のかたまり(血栓)ができやすくなり、それが脳にとんでいって、脳梗塞を起こすことがあります。

※常に心臓が全力疾走状態なので、長期間持続すると、心臓の筋肉が弱って心不全の可能性を高める事もあります。

そのため心房細動を予防する薬のほかに、血液を固まりにくくする薬を一緒に飲みます。ただし、「心房細動」を抑える薬は、最初は直ぐに効くのですが徐々に抵抗性を持ち、薬が効かなくって「心房細動」が持続してしまう事があります。このような場合には、高周波カテーテルアブレーション治療を行う事になります。

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